機材紹介

Equipment

このコーナーは、原田翔太が使っている(いた)機材の紹介コーナーとして企画をしました。
アーティスト本人が所有機材を語るっていうのはあまりないスタイルかもしれないけど、個人的にそういうコンテンツがあったら面白いのになって思うし、誰かが誰かの視点に触れて影響を受けて自分の視点や感覚、感性を養っていくってあるじゃない?色々やってきた人間だからこそ、「オレはこう感じた」とかみたいな話ってできるわけなのでこれも1つ未来の誰かにバトンを渡せる仕事になるかもしれないなと思うので惜しげもなく、原田の音楽機材トークをここではしてみようと思います!興味がない人には謎コーナーだけど、こういうのに興味がある人にとっては超面白いと思うので是非読んでみて!楽器に興味が出たら買う時の参考にもなると思うし。

J.W.Black Guitars(2018)

J.W.Black氏による一本。いろいろなビルダーがいるけどJ.W.Black氏はルシアー界の良心だと思っていて大ファン。全く奇を衒わず、あくまで王道のFenderスタイルを踏襲しつつプレイアビリティをモダナイズするという路線の中庸感がすごく好き。生産本数がどう考えても少ないのは丁寧に作っている証拠だし、商売を優先していない。アメリカ人にしてこの職人マインドが痺れるんだよね。これはいわゆるJM系のオフセットボディだけど、確かこの世に2本しかないJ.W.Black GuitarsのJMモデルです。プロトタイプで2本だけ作ったと言われているうちの1本がなぜか私の手元にあります。とにかくワンオフ、オンリーワン感がすごい。ハム2機にトレモロというすごく不思議な仕様で作られている。音は太めで、少しもこっとしてるかも。まあハムですしね。でもトレモロという。他に代わりはない1本で、カラーリングも含め気に入っています。「はぐれもの」感がオレぽいなっていう感じかな。笑


Fender MBS VIncent Van Tright(2020)

ヴィンセントがマスタービルダーに昇格したときの最初の仕事で作った1本だと聞いています。ローズ指板だし、虎目のローストネックみたいな意味でFenderぽくないというか典型的なテレキャスターとはちょっと違うんだけど、はっきり言ってこのテレはすごいですよ。超音いいです。めちゃめちゃ乾いた良い鳴りがします。手持ちのテレキャスターの中で一番鳴るのがこいつ。ルックもさすがレリックで定評があるヴィンセントらしい仕上がりで超かっこいいんですよ。何よりファーストワークの1本っていうのがいいよね。ヴィンセントはこの後すごく人気になっちゃって一躍Fenderでも一番オーダー待ちが長いビルダーになっちゃったけど、まあそれも納得というか頷けるだけの説得力のある1本。このテレはたぶんずっと手元に残すと思う。


Fender Customshop INORAN Jazzmaster #1 LTD

おそらくなんですが、この世にあるINORANモデルで最期の1本だったんじゃないかと思います。このモデルには2011年製と2019年製があるんですが、私がこれを手に入れたのは2020年でした。この手のシグネチャーモデルで、しかもカスタムショップ製、50本限定ですから瞬く間に売れてしまったやつです。発売から数年後に新品を手に入れられるってまあないです。ある楽器屋さんで、偶然のように倉庫に眠っていた最期の1本を見つけて手に入れました。INORANのジャズマスターは本当にルックが格好いい。白の2号機も超かっこいいんだけど、この黒の初号機も黒ボディにアノダイズドピックガードとか超絶格好いい。有名な某アーティストもINORANモデルという他人のシグネチャーを使っているので有名だけど、それも納得で頷けます。色んな意味で実用で使うのにも最高なんですよね。ヴィンテージでなければこのチョイスというのは大正解なんだと思います。バズストックがついているから弾きやすいし、音いいし、見た目がかっこいいし。ただ・・・実は一度ぶつけて裏面に打痕作っちゃったんだよね。今でも「ああああああああぁぁ・・・」と後悔しているポイントの1つです。


TOM ANDERSON / Drop Top Light Cajun Red

トムアンダーソンのドロップトップです。なんていうことはない定番モデルなんですけど、NAMMショー用に作られた1本で、なんか格好いいんですよ。自分には初のトムアンがこれでした。大学時代のギタリストの先輩が、これによく似たギターを使っていてなぜか憧れがあった・・・(トムアンじゃなくてブライアンムーアというメーカーのやつなんだけどちょっと似てて)
グリップ握りが幅広で、ちょっと自分には合わなくて手放しちゃったんだけど見た目は本当好きです。メタルをやっていた頃に憧れたギターそのものみたいな感じで。あと初めてトムアンを使って分かったのがこのメーカーは木材の質が他のハイエンド系メーカーよりちょっと落ちるかもという印象だったこと。個体差なのかもしれないけど、トムアンのギターは木材調達で勝負していないんだなっていうのがすごく感じたこととしてありました。(勝負しているところがそこじゃないというか)そういうのってあくまで感覚でしかないんだけど、握ったときに感じる感触で伝わってくるものってない?オレはそんなふうに感じたんだよね。

P.S.
とりあえずサイトをOPENしなきゃということでサンプル的にコンテンツを書いてみました。実はメインで使っている機材は1本もまだ取り上げていません。このコーナーはこれから本格的に作っていくので今回のは「サンプル」ということで!(でもどれも原田が持っている実機です!)頑張って書いてみるので更新を楽しみにしてて。

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